【初心者】燕岳・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳縦走ソロ登山 |小屋泊

登山記録

北アルプス愛好家であれば一度は歩いてみたい表銀座(燕岳から大天井岳を越え、槍ケ岳に続くルート)。今回はその一部を歩き、槍・穂高の展望を眺めながら進む縦走ルートと宿泊した3つの山小屋をご紹介します。3日間アップダウンのある山道を歩くので体力は必要ですが、危険な場所もほぼなく北アルプスにどっぷり浸れる山行。縦走に興味がある初心者の方にもおすすめです。

山行日程とルート

まずは登山口までの行き方です。大阪から夜行バスで長野県松本に到着。松本駅から電車に乗り穂高駅で下車。そこから安曇観光タクシーが運行する中房線乗合バスで中房・燕岳登山口へ。時期や曜日により運行スケジュールが異なるので必ず事前確認が必要です(予約は不要でした)。

登山開始を1日目として、1日目は登山口から燕岳へ(燕山荘泊)。2日目は燕岳から大天井岳を経て常念小屋まで、3日目は常念岳を越え、蝶槍・蝶ヶ岳へと歩き最後は長塀尾根を下り徳沢ロッジへ。4日目に上高地から大阪に戻るという、夜行バスを入れると4泊5日の工程でした。

今回は、登山初日を1日目としてご紹介します。

1日目|中房・燕岳登山口から燕岳・燕山荘へ

穂高発8時半の中房線乗合バスに乗り1時間弱で中房・燕岳登山口に到着。身支度を整えて、北アルプス三大急騰の一つである合戦尾根をゆっくりと登ります。地図にも記載されている第一ベンチ、第二ベンチを越え2時間半ほど歩くと合戦小屋に到着。ここは泊まれる小屋ではないので休憩場所ですが、スイカ🍉が名物。急騰で汗だくになりながら登ってきた体に、甘くみずみずしいスイカが染み渡りました。

小休止の後、燕山荘に向けて出発。1時間ほど歩くと上の方に燕山荘が見えてきます。あとひと頑張りと歩きつづけること30分、ついに到着。突然、景色がガラリと変わります。そこには、槍・穂高連峰の大パノラマが。軽く放心状態になったことを覚えています。

燕山荘から30分ほどで白い花崗岩が印象的な燕岳(標高2,763m)に到着。しばし堪能し、小屋に戻りました。燕山荘の印象はとにかく大きく立派。北アルプス登山の心強い存在だと思いました。

1日目の山行:6時間(休憩含む) 6.4km

2日目|燕山荘から表銀座を歩き、大天井岳・常念小屋へ

朝食をとり、身支度を整え6時半に出発です。表銀座を歩ける喜びを全身で感じながら一歩一歩進み、まずは大天井岳を目指します。大天井ヒュッテ経由で大天井岳(標高2,922m)へ登頂。近くにはテント場もあり、いつかここでテント泊をしたいなと思った素敵な場所でした。

大天荘(山小屋)のテント場を出発し、本日宿泊する常念小屋に向かいます。振り返ると遙か遠くに燕山荘を見ることができる、兎に角、景色のいい稜線。数々のアップダウンがあり、楽な道ではないのですが、北アルプスを満喫しながら歩き続けると”遂に下の方に常念小屋を確認”というホッとする時がやってきました。

常念小屋は常念岳の目の前にあります。明日はここを登っていくのか〜と思いつつ受付をすませ、1日の疲れをゆっくり癒すのでした。100年以上の歴史を持つ小屋とのことですが、落ち着きのある素敵な場所でした。2日目の山行:7時間 11km

3日目|常念岳から蝶ヶ岳を越え徳沢ロッジへ

3日目は、ちょっと距離が長め。常念小屋を6時半に出発して、まずは常念岳(標高2,857m)。朝一ということもあり息がかなり上がりましたが、九十九折りの登山道(岩がゴロゴロ)をゆっくりゆっくり登りました。最初はガスが多く視界も悪かったのですが、頂上へ着くとガスが抜けて、遠くに富士山が見えたのが印象的でした。

ここからが長い縦走です。山々を超えて蝶ヶ岳を目指します。景色は良いとはいえ、3日目もアップダウンが多く途中の蝶槍に到着した時点でかなり疲れていました。休憩をとりながら歩き続けると遠くに蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきます。「長い時間歩いた先に見えてくる山小屋ほど、登山者を安心させるものはない!」と思うのですが、まさにそんな瞬間でした。そして蝶ヶ岳(標高 2,677m)

槍・穂高連峰の大パノラマを眺めていたい!と思う名残惜しさを断ち切り、徳沢へ向かいます。時々スマホアプリで自分の位置を確認しながら長塀尾根を下るのですが、これが本当に長い!!何度も確認しなが歩き続け、徳沢に着いた時はやっと到着したという嬉しさと、縦走をやり遂げることができた充実感に満たされました。

そして徳沢ロッジへ。徳沢園が予約できず、多少の渋々感があったのですが、そんな考えを反省する素敵な小屋でした。何日かぶりのお風呂でさっぱりし、夕食時は久しぶりのビールで乾杯!

3日目の山行:9時間 11.6km

4日目|徳沢ロッジから上高地に戻り、大阪へ

徳沢ロッジで記念のTシャツを購入し、徳沢の雰囲気を存分に味わい上高地バスターミナルに向けて出発です。明神から対岸に渡り、のんびりゆっくり歩き観光客と登山者が混じり合う素敵場所、河童橋へ戻ってきました。

上高地バスターミナルで大阪行きの高速バスに乗車し、今回の山行で撮った写真を見たり、うとうとしたりしているうちに大阪に到着したのでした。4日目の山行:2時間 7km

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