乗鞍岳ソロ登山 | 関西から1泊2日のんびり登山

登山記録

アルプス登山初心者におすすめなのは、なんといっても乗鞍岳(標高3,026m)3,000mを超える高山でありながら標高2,700mの乗鞍畳平までバスでアクセスでき、実際の登山は標高差300〜400m。山頂の剣ヶ峰まで往復3時間程度の工程で登頂できます。

夜行バスを利用すれば週末の山行で素晴らしいアルプスの景色を堪能することができ、初心者や体力に自信のない人にもおすすめ。大阪からバスを利用した1泊2日の乗鞍岳山行をご紹介します。

山行日程とルート

大阪発高山行きの夜行バスに乗り高山へ。高山駅から濃尾バスで「ほおのき平」へ行き、ほおのき平から畳平行きのシャトルバス(乗鞍スカイライン)に乗車し、登山口となる畳平バスターミナルに到着します。マイカー規制があるので、畳平へは必ずシャトルバスへの乗り換えが必要です。

順調にいけば、9時から登山を開始できます。

乗鞍畳平から登頂開始

畳平へ到着すると目の前に広がるのは、、、、絶景。私は7月初旬に行きましたが、空、山、雪の3色が見事なコントラストで、一気に非日常の空気に包まれました。

「早く歩きたい」となると思いますが、私の失敗からのアドバイス。標高が高くなっていますので急いで登山を始めるのではなく、高所に体を慣らしてからのスタートとしましょう!実は私、奥穂高や槍ヶ岳などに登っても一度も高山病になったことがなく、「自分は3,000mでは平気」と過信していました。ところが、岐阜県の木曽駒ヶ岳で見事にダウン、、これまでの考えを猛省しました。

さて、少し体を慣らしてから山行を開始。高山植物や、残雪、山の緑を眺めながら肩ノ小屋を目指します。多少のアップダウンはありますが、のんびり進めば全く問題なし!写真を撮りながら、お散歩気分で小屋に到着。小屋を超え、剣ヶ峰口からが頑張りどころ。足場も歩きにくくなり、岩もゴロゴロ。これこそ登山の醍醐味と息を切らしつつ、歩を進め、遂に登頂!!となりました。

ソロ登山のため景色か自撮りの写真が多くなるのですが、山頂では毎回お願いし、記念写真をパシャ!大満足のひと時でした。

下山後は、平湯の森(平湯温泉)で日帰り温泉と朴葉味噌定食

下山後は絶対に温泉と美味しい食事!!と固く決めて臨んだ山行。いつまでも浸っていたい思いを断ち切り下山へ。

足取り軽く、平湯の森で温泉と朴葉味噌定食を堪能したのでした。

もっと歩きたい!!という方は周遊コース

最後に、3時間じゃあ物足りない!!という方へ。乗鞍では3時間の剣ヶ峰ピストンコース(今回ご紹介)でも素晴らしく満足できると思いますが、富士見岳口-剣ヶ峰口-乗鞍岳-富士見岳と周回もできます。こちらも検討してみて下さいね。

のっこ
のっこ

高山病は、睡眠不足やその日の体調によりかかることもあります。
過信することなく、安全な登山を楽しんで下さいね。

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